「湖底から来た吸血鬼」(91年刊)を読んでみた(読み返してみた)
- 作者: 赤川次郎,長尾治
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1991/02
- メディア: 文庫
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湖底に沈んだ村とともに眠っていた死者たちが、近所の町に移り住んでいたかつての住民たちを呼び込もうとする今回のプロット。赤川氏の筆なので軽妙な調子になっているが、もしも小野※由美が同じ題材で書いていたら……かなりの本格ホラーになったんじゃないかと勝手に予想。というか、フラグの無かった人物が犠牲になる展開は「屍鬼」を思い出したので(こっちのほうが先なんだけど)。