数年後には青い鳥文庫でリブートされてそうな

 終戦記念日。清宮効果でギュウギュウの甲子園に持っていった本。全くの未読状態で持参したのだが、待ち時間&移動時間の間に全部読めてしまった。

過ぎ去りし王国の城

過ぎ去りし王国の城

 読みやすいということは良いことだ。しかし、読みやすすぎて「ハードカバーを読み終えた」快感は得られなかった。ぶっちゃけ書いちゃうと、「立派なお城が出てくる」前フリに対して、世界観が殆ど広がってくれなかった展開にちょっとがっかりした。悪役も不発だったし。
 宮部先生は今後、「ブレイブストーリー」に比肩するファンタジー大作を発表されるだろうか?あと、ドリームバスターの続編は……(^^;)。