「吸血鬼は良き隣人」を読んでみた(読み返してみた)
- 作者: 赤川次郎,長尾治
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1986/05
- メディア: 文庫
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- 第1話。赤川先生、や※※け仕事か!?みたいな話だったw。「息子の無実を証明してくださいっ」って導入しておいて、その息子が他ならぬ真犯人でしたというのはミステリーのオチとしてどうなんでしょ(^^;)。共犯者Bの行動も謎すぎるし。わざと犯人Aを警察に逮捕させるように仕向け、その間にBによる関連事件が起きれば、アリバイ上Aへ疑いは解けるって……結局Aは拘留されたまま物語は解決編に入るので、結局Bは警察の逮捕に協力しただけだったじゃないかぁ。正直、ミステリーとしての構成もカタルシスもないと思った。表紙のエリカが首をかしげているのは偶然か?
- 第2話。ゲレンデに雪男キター!→話題作りの為の狂言でした (´・ω・`)→本当にイタ━(゚∀゚)━!お約束のパターンです(・ω・`*)ネー。
いつもエリカ一家の旅行等にくっついてくるみどりと千代子であるが、この二人、エリカとクロロックの正体については薄々気づいてるのではあるまいか?涼子のように吸血鬼の秘密を共有する場面もない代わりに、はっきり「知らない」と明文されてもいないので……。