吸血鬼はお年ごろ・初刊を読んでみた(読み返してみた)
実は中学の頃までは読んでいたシリーズ(なので、クロロックのお兄さんが出てきたりチョコレートの呪い人形の話までは一応記憶がある)……まだ続いてるんだよね?主役含め三人娘はまだ大学生なのか?虎ちゃんはちょっとは喋れるようになったのか?
吸血鬼はお年ごろ (吸血鬼はお年ごろシリーズ) (コバルト文庫)
- 作者: 赤川次郎,長尾治
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1981/12/10
- メディア: 文庫
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前述のとおり81年刊行であるが、登場人物が「ドラ……」と云いかける場面で、「ここでの『ドラ』は勿論ドラえもんのことではない!」とのギャグ文(?)が入ることに時代を感じてしまう(当時はまだアニメが始まって1年ちょっとの頃だよね)。あと、タイ焼が大活躍(?)なところも。アノ歌が流行したのはこの頃だっけ?
記憶用メモ。第1話、エリカの高校のテニス部部員たちが惨殺されて(生き残りが涼子)、その犯人はクロロックを追って日本にやってきた眷属達で……という話。第2話、高校の周囲にノッペラボーが出現したのが殺人にまで発展する話。第3話、女子校になぜか男子が転入し、それと同時に一部のクラスで謎の成績低下が起きる話。いずれもエリカの高校にまつわる事件だなぁー。1話、2話のような殺人事件が起きた後に、3話のような不祥事が発覚したら、現実なら存続にかかわる危機だろうなw。