続々続・井口昇監督の他作品を鑑賞してみた

• 鋼鉄のドリルブラ！ - 緩慢高楼碑←片腕マシンガール編
• 地獄へおいでやす - 緩慢高楼碑←ロボゲイシャ編
• 死んでなんかいられない - 緩慢高楼碑←戦闘少女編

卍 まんじ [DVD]

　美術学校で知り合った年下の妖艶な女性とのレズビアンな関係にのめり込んでいく人妻の物語……原作は谷崎潤一郎（「刺青」ぐらいしか読んだことがないなァ）で、かなり原作の流れに忠実らしい……なのだが、なんじゃこりゃ。なんなのだあのエセ関西弁は！？登場人物は皆棒読みチックでなんだか芝居が軽いというか何というか……（荒川良々と野村宏伸はあんな演技力じゃないよね？わざとか？）。荒川良々のロン毛かつらにも絶句（これ、監督のギャグだったのかな？）。え、なんでこの題材に手を出したの！？というのが正直なトコロ。女体の絡みは……※首の※※みが気になった……申し訳ない。
　口を大開けして中身をのぞき込まれ恥ずかしがるなど、キス及びそれに準ずる描写に力を入れているのは井口監督らしい。キスシーンも舌をやたらねっとり見せまくるし……。あと「噛む」擬音がなぜかやたら大袈裟ｗ。あのつま先で背中をぎゅうぎゅう踏むのは原作準拠かそれとも監督の志向かどっちだったんだろ？

※前述の通り原作未読。映画化作品もどれも観たことがないのでかなり外れた感想になってるかも……。
※全くの偶然だが、本日井口監督がこの映画についてツイートしてた。やはりというかなんというか※われた感アリアリ。