第93回高校野球選手権大会メモ

  • 本日は決勝戦ラッシュの日……一気に15地区の代表が決定しました。内3校が初出場。健大高崎東京都市大塩尻(アナウンサーどう読んで実況するんだろ……w)、そして柳井学園……すみません、どこもよく知りません(汗)。でも、ぱちぱちぱち。特に山口の柳井学園は今年は国体イヤーなので、問答無用で初国体決定だったりもする(笑)。
  • 鶴岡東は接戦の末、山形中央を下し昨年のリベンジを見事に果たす。2年連続の大接戦!
  • にしても山形の強豪といえば、酒田南日大山形かであり、ほんの2、3年前まで決勝の2校は「ドコソコ?」状態だったのに……あっという間に変わる高校野球の勢力事情。
  • 新潟の決勝カードは書くまでもなく。
  • 栃木準決勝の再試合は宇都宮商の勝利。宇都宮商が決勝で勝てば、88年ぶり(!!!)選手権出場であり、スパンの記録が更新されるらしい。これまでの最高は09年出場の関西学院が持ってるんだっけ?
  • 木内監督ラストイヤーの常総は藤代の前に準決勝で散る……(そういや全国制覇した03年は藤代に県決勝で勝っての代表でした)お疲れ様でした。流石に再々復帰はない模様。
  • もうひとつの茨城準決勝は昨夏決勝の再現。霞ケ浦が水城にリベンジし、「さとうけんた」くんの夏の再登場叶わず……。霞ケ浦は2年連続の決勝進出(回数にすると3度目)にして、初の選手権切符がかかる。下妻二、そして常総を倒した藤代は強敵だろうが、はたしてどうなるか。
  • 花咲徳栄習志野はそれぞれ丁度10年ぶりの夏切符。浦学サンバはダメだったが、徳栄のサスケが聴けるのか。楽しみだな〜。
  • 千葉の決勝は毎年物凄い大接戦の印象があるが、今年は習志野の圧勝。習志野は春季の県大会も優勝し関東大会王者でもあり、選手権でも上位候補なのは間違いないだろう。
  • 帝京が修徳にコールド圧勝。
  • 古豪の松商学園は2年連続、決勝戦延長で惜敗……。
  • 金沢が昨夏代表にして春季北陸王者の遊学館を破り、春夏連続の甲子園へ。
  • 大垣日大を倒した関商工が決勝へ。対するはこれまた春の東海王者の大垣商業。
  • 4回戦で中京大中京を倒した時習館は続く5回戦で(略すまでもなく略)。
  • 昨年の21世紀枠・向陽が9回2アウトまで相手を追い詰めるもまさかの逆転本塁打を打たれ、敗退。これは「への道」で取り上げられたが、なかなか凄い場面でした。
  • 春近畿準優勝・大商大堺がコールドで散る。
  • 天理の居ない奈良大会は、やはりというか何というか智弁学園。初戦から決勝まで全く危なげない勝ち上がりっぷり。
  • 開星が石見智翠館に圧勝し、3期連続の甲子園へ。かのコワモテ美術先生も復帰し、昨年に纏わる様々な無念を晴らせるか。長崎の海星と当たったら面白いのだが。かいせい対決(笑)。
  • 広島の兄弟監督対決は甲子園常連の兄の勝利。にしても如水館の迫田監督は知ってたけど(解説の常連だし)、その弟さんも高校野球指導者だなんて知らなかったわ。ちなみに迫田弟氏は広島商業監督時代に、迫田兄如水館に決勝で勝ったことがあったそうな。2004年のエース岩本(現広島)の年やね。
  • 山口決勝はわずか1時間半の1点シャットアウトゲーム。桜ケ丘はお疲れ様でした。
  • 宮崎県の密かなジンクス。49代表制になって以後、宮崎県勢は2年連続の出場がない。それだけ切磋琢磨しているということか、それとも高校そのもの地力が安定していないということか。
  • 生光学園は今年も徳島商業の壁は破れなかった……(涙)。1度は追いついたが。
  • 愛媛の準々決勝は昨夏の決勝再び。済美例によって魔法が発動し9回裏に4点差を追いついたが……勝ち越されリベンジならず。甲子園で大魔法を再び見れる日は来るのだろうか?
  • そして福岡では選抜準V・九州国際大付が北九州ダービーを圧倒的な強さで制し、春夏連続を決める。今年の福岡は接戦熱戦逆転戦ありの超激戦区であったが(あ、毎年か)、その中でも九国はわりかし危なげなく勝ち上がってきている印象。若生監督の意気込みも含めて(これも毎年か)、まだ出揃ってないけどここが優勝候補の筆頭じゃないかなあ。