グインサーガの外伝5巻目を(最後まで)読んでみた
- 作者: 栗本薫
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1984/12/01
- メディア: 文庫
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- 白魔の谷〜氷雪の女王ふたたび
邪悪な黒小人たちからヨツンヘイムを守らんとするグイン。だが、彼らの守り神ローキはグインをも凌駕する強力と不死の肉体を持つ恐るべき巨人だった。苦戦を強いられるグインだったが、マリウスの助言でからくも勝利する。
グインとイシュトとマリウスは意外にバランスのとれたトリオのような気がするw。今回のイシュトはグインに本当に危ないところを助けてもらったり、恩を感じて「兄弟」呼ばわりしてるのに、それでも将来は敵同士になっちゃうのーーーーッ!?!?
- 樹怪〜黄昏の国の戦士
ケイロニアのシルヴィア姫を探し求めるグインは、迷った森の中で謎の妖婆に一宿一飯の恩にあずかるが、その代わりに森に巣くう女妖怪と対決することになる。
またえらく時系列が飛びましたなあ。かの語り草な?「20巻くらい主人公が登場しなくなる」頃のお話ですよね?早くグインと怪物妖魔、魑魅魍魎どもとの対決を描きたいけどまだ先になりそうなので、とりあえず一端だけでも書いちゃいました、って感じ?お話そのものよりも、グインのモノローグで語られる、彼の今後の消息が気になる。よくわからんが、このあとケイロニアに着いて直ちに皇女のお婿さん(候補?)になるわけではないんだナ……。