人力飛行機ソロモン・松山篇 その2

 その後、何処へ非日常を見つけに行ったかというと。

 ぬかるみの校庭にうずくまるアダムとイブを観に行ったり。

 その傍らででっかい温度計をもって落書きをする人を見かけたり。
 ガラス越しに白塗りメイクを施される人々を覗いたり。
 白塗りの人たちとともに体内時計の調子を測ってみたり。
 包帯だらけのダンスをみたり。
 リヤカーに乗せられ風車をまわすのお姉さんを目撃したり。
 質問に回答したり。「修司はどこにいる?」「3mくらい先」

ウテナみたい
 空を指差したり。
 時計仕掛けのトラップに引っ掛かったり。

 道後温泉本館で行われた(なんと贅沢な舞台装置!)母を捨てるあにいもうとの寸隙を観たり。「いらなくなったじいさん、ばあさんはありませんかーッ」

 田園に死すに出てきそうな人たちとか。

 おじいさんのポパイとか。
 白塗りの坊っちゃんとか。
 踊り念仏とか。
 その一人とにらめっことか。
 手旗信号を繰り返しながら歩き続ける二人組の少女とか。

 ヤギとか。
 路線バスの中の伝言ゲェムとか。

 交差点のど真ん中でほぼゲリラ的に行われる実験の数々とか。
 ……あれ、結構観てるじゃん、わしw。

 フィナーレ。写真では判りにくいけどこの時は雨がざあざあ降りまくりで、寒いのとお腹空いたのと正直訳分かんないのとで、途中でリタイアしました。しかしよく考えたら演者の皆さんの方がはるかにはるかに寒かっただろうな……。(私が帰ったあとにはなんと半裸の人まで登場したらしい^^;)
 ともかくも、出演者&スタッフの皆さん、そして全国から集まったプチ正岡子規の皆さんお疲れ様でしたーーーっ。黒く塗れーーーっ!!!