DIVE!!ダイブ
べ、別に「バッテリー」の林遣都目当てで観に行ったわけじゃないんだからねっっ(←ここだけ声色が違うw)。確かに興味を持った切欠はそこだが。
以下、感想めも。ネタバレあります。
10メートルという飛び込み台の高さがいかに恐ろしいかよーく判る映画(爆)。校舎や家屋はどれもこれも遥か下になるし、よくあんな場所で役者さんはお芝居が出来たなーと思うw。原作は読了済みだったが、読まずに観ていたら……少しツラかったかも(^^;)。原作では主人公と付き合ってた女の子の心変わりがわりと共感できる風に描かれてるのが(自分もこれは弟に乗り換えてもしゃーないwと思った)、映画だとちょっとサイテーな自己中娘みたいになっていたのが、原作を書いたのが女性で映画を撮ったのは男性だったから……かどうかは判らないけど(汗)。主演の三人はハマッてたし、コーチの瀬戸朝香はカッコ良かったし、夕日に映える飛び込み台は綺麗で、肝心のダイブシーンもど迫力で大スクリーンで観た甲斐があったが……「バッテリー」みたいにもう一度劇場に足を運ぼうとまでは思わないかなぁ。少し「何か」が足りない印象。DVDは買うかもしれんが。
女性向き(爆)に書いておくと、少年同士のイチャイチャ絡みよりも、富士谷父子のストイックな関係になーぜーかドキドキしてしまった(←何を期待して観に行っとんじゃw!)。そもそも、サラブレッドでチームの堂々たるエースという表の顔と、予想外に繊細で突然のスランプに悩み苦しむ裏の素顔と二面性を併せ持つ要一くんのキャラクター自体が萌え対象なような気がするが(「かっこ可愛い」というのと同じ理屈で)。というわけで自分が原作で好きなのは第三章です。津軽で少年三人がわいわい遊ぶ処も好きだけどね。
- 作者: 森絵都,影山徹
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2006/05/26
- メディア: 文庫
- 購入: 14人 クリック: 80回
- この商品を含むブログ (217件) を見る
- 作者: 森絵都,影山徹
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2006/05/26
- メディア: 文庫
- 購入: 11人 クリック: 33回
- この商品を含むブログ (184件) を見る
※追トラバです→粋な提案 |DIVE!!(上下) 森絵都