読むとショッピングに行きたくなる本

エルメスの道

エルメスの道

 と云ってもエルメス買いに行くわけじゃないんだけどねーw。
 馬車が自動車に取って代わられつつあった時代に、早々に馬具製作に見切りを付け服飾品製作事業に転向したエミール・エルメスに「あかんたれ」の秀松の姿が重なる(そーいや時代もほぼ同時期じゃない?)。あと「商人の決着」を何より優先するところも花登筺ぽい。
 エルメスに興味があって描いたのかと思いきや、なんとエルメス社の方から社史を漫画でまとめたいという要望があり、馬が描ける*1人をということで竹宮先生に白羽の矢が立ったんだそーな(これって漫画史上画期的な出来事じゃない?)。ということは、当然フランスでは仏語に訳されたこの本が置いてあるはず。ちょっと読んでみたい。フランス語判らないけど(爆)。

*1:エルメスはもともと馬具製作の会社だった為